HCについて
特徴
HCタイプは、1 MΩ(メガオーム)〜150 GΩ(ギガオーム)までの高抵抗に対応した厚膜チップ抵抗器です。
一般的に、チップ抵抗器は小型になるほど高抵抗を実現することが難しくなりますが、HCタイプではラインアップ中で最も小さい1005サイズ(1.0 mm × 0.5 mm)においても、最大150 GΩという非常に高い抵抗値を達成しています。
さらに、温度係数および電圧係数が小さいため、高精度が求められる計測機器や各種センサー用途に最適です。信頼性と性能を両立したHCタイプは、さまざまな高抵抗用途で幅広く採用されています。
メリット
- 1005サイズにて最大150 GΩまでの製造が可能
- 優れた温度特性:最小温度係数 (±200 ppm/℃)
- 優れた電圧特性:最小電圧係数 (−0.01 %/V)
- 抵抗値のカスタム指定に対応(全製品受注生産)-対応抵抗値範囲:1 MΩ~150 GΩ
- 最小ロット100個より対応(バルク梱包)1,000個以上のご注文はテーピングリール梱包にて対応
- 日本国内事業所での設計・製造・販売
主な用途
世界でもトップクラスの高抵抗値と優れた信頼性を誇るE&Cブランド抵抗器は、最先端の分析機器、赤外線センサや音響機器などのキーパーツとして幅広く採用され、高い評価をいただいております。

パーティクルカウンター
(微粒子計測器)

血液分析装置

コンデンサマイク

赤外線センサ

測色計
他社との比較
HCタイプが得意とする高抵抗領域において、温度係数および電圧係数について他社品との実測比較を行いました。
各社とも1608サイズ(1.6 mm × 0.8 mm)、抵抗値100 GΩの製品を測定した結果、HCタイプは他社品と比較して変化が小さく、高い安定性が確認されました。
温度係数
測定条件:25 ℃→125 ℃
温度25 ℃、125 ℃の2点で抵抗値を測定し、温度係数を算出しました。
下のグラフは温度を25 ℃から125 ℃に変化させたときの抵抗値の変化率(25℃基準)を示したものです。
グラフの直線の傾きを単位 ppm/℃で表したものが温度係数であり、温度係数が小さいほど、温度の変化に対して抵抗値が安定していることを示します。
電圧係数
測定条件:5 V→15 V
電圧5 V、15 Vの2点で抵抗値を測定し、電圧係数を算出しました。
下のグラフは電圧を5 Vから15 Vに変化させたときの抵抗値の変化率(5 V基準)を示したものです。
グラフの直線の傾きを単位 %/Vで表したものが電圧係数であり、電圧係数が小さいほど、電圧の変化に対して抵抗値が安定していることを示します。
※HCタイプの測定結果は参考値であり、仕様として保証するものではありません。
温度係数と電圧係数の仕様については、スペックをご参照下さい。
スペック
形状
※1 電極形状T型についても承ります。
※2 抵抗値許容差± 5 %の製作は最大10 GΩです。
※3 抵抗値許容差± 50 %についてはご相談ください。
※ 特殊寸法品・金電極品等については、ご相談ください。
温度係数
電圧係数